久保知樹は、2021年からAvaloqの取締役会に所属しておりましたが、2022年4月に会長に就任しました。 また、NEC Corporate SVP兼DGDFビジネスユニットのプレジデント、NEC Software Solutions UKの会長、KMDの会長も務めています。2016年にNECに入社する前は、日本のプライベート・エクイティ・ファンド運用会社であるジャパン・インダストリアル・ソリューションズ株式会社の創立メンバーとして、最高投資責任者(CIO)および取締役を務めました。それ以前は、モルガン・スタンレー証券会社東京支店のプリンシパル・インベストメント・ビジネスのマネージング・ディレクターおよび共同経営者を歴任。シカゴ大学経営大学院(University of Chicago, Booth School of Business)でMBAを取得しています。
マーティン・グレウェルディンガーは、2021年4月からAvaloqの共同CEOを務めたのち、2024年4月にグループCEOに就任しました。2019年に最高製品責任者(CPO)として入社したマーティンは、ボストン・コンサルティング・グループ(Boston Consulting Group)、クレディ・スイス(Credit Suisse)、コメルツ銀行(Commerzbank)などの国際企業で金融業界における20年以上の経験があり、IEビジネススクールではMBAを取得し、フランクフルト金融経営大学(Frankfurt School of Finance and Management)でコンピューターサイエンスの学士号を取得しています。
トーマス・ウィドマーは、2021年5月に最高執行責任者およびグループ執行役員会のメンバーとしてAvaloqに入社しました。Avaloqに入社する前は、ボストン・コンサルティング・グループ(Boston Consulting Group)のパートナーとして、戦略とビジネスモデルの変革、オペレーティングモデルとプロセスの最適化、デジタル製品と新規ビジネス開発について金融機関を支援し、助言を行っていました。バーゼル大学(University of Basel)でビジネスと経済学の学士号を、ザンクトガレン大学(University of St. Gallen)でバンキングとファイナンスの修士号を取得しています。
エンリコ・アルディエッリは2002年にAvaloqに入社し、直近ではChief Acquisition Officerを含むさまざまなリーダーシップの役割を担っています。Avaloqグループ執行役員会メンバーとして、2002年から2014年まで最高財務責任者を務め、2023年に再び同職に就任しました。Avaloq入社前は、スイスライフ(Swiss Life)で経営管理および経理部門の責任者を務めていました。チューリッヒ大学(University of Zurich)で会計と経営管理の博士号を取得しています。
ヒューベルト・グミュンダーは、2016年にグループ法務責任者としてAvaloqに入社し、2020年12月にグループ最高法務責任者に昇進しました。2021年4月より、Avaloqのグループ執行役員会のメンバーを務めています。Avaloqに入社する前は、ハーバード・ロー・スクール(Harvard Law School)に1年間滞在するなど、破産法の研究に2年間携わりました。それ以前は、法律事務所シェレンベルク・ヴィットマー(Schellenberg Wittmer)のコーポレート/M&A部門で外部弁護士として勤務していました。グミュンダーはローザンヌ大学(University of Lausanne)で法学修士号を、ヌーシャテル大学(University of Neuchâtel)で博士号を取得しています。また、スイスの弁護士資格を所有しています。
ジョージ・ローテンは、2021年6月にスイスおよびリヒテンシュタインの責任者としてAvaloqに入社し、銀行やウェルスマネージャーのデジタル変革を支援しています。2023年に、スイスおよびリヒテンシュタインの専務取締役としてAvaloqグループ執行役員に任命されました。Avaloq入社以前は、サラシン銀行(Bank Sarasin)で12年間IT部門の責任者を務め、さまざまな国際的コンサルティング会社で上級顧問を務めていました。
パスカル・ウェンギは2020年にAvaloqに入社し、直近では北アジア担当の専務取締役を務めていました。2023年に、アジア太平洋、中東、アフリカ担当の専務取締役に任命され、Avaloqグループの執行役員に就任しました。パスカルは、金融テクノロジー業界で15年以上の経験を持ち、香港を拠点としています。Avaloq入社以前は、Crealogixを含むアジアとスイスの複数のテクノロジーベンダーに勤務していました。
マーティン・ビューチは2004年からAvaloqに勤務し、ソフトウェア・アーキテクト・リードやアーキテクチャヘッド、そしてチーフアーキテクトなど、さまざまな分野でリーダーの役割を務めました。2021年からAvaloqグループ執行役員を務め、2023年に最高技術責任者に任命されました。マーティンは学術的な業績に加えて、20年以上のビジネス経験を持っています。スイス連邦工科大学 (ETH)でコンピューターエンジニアリングの修士号を、フィンランドのオーボアカデミー大学(Åbo Akademi University)でコンピューターサイエンスの博士号を取得しています。
ロベルト・ヴィガーノは、2001年にバンキングオペレーション部門の責任者としてAvaloqに入社しました。それ以来、組織内でさまざまな分野でリーダーの役割を務め、近年ではテクニカルクライアント管理の責任者や最高顧客サービス責任者を務めました。ロベルトは2023年に最高バンキングオペレーション責任者に任命され、Avaloqグループ執行役員会のメンバーとして活躍しています。Avaloq入社以前は、ミラノとフランクフルトのドイツ銀行(Deutsche Bank)で、バックオフィスの責任者とシニア・ビジネス・アナリストとして勤務していました。ロベルトは会計学とコンピューターサイエンスの学位を取得しており、INSEADでLEAPプログラムを修了しています。
平智徳は2024年1月に最高コラボレーション責任者(CCO)としてAvaloqに入社し、戦略および事業開発、さらにAvaloqとNEC間の相乗効果をサポートしています。1991年のNEC入社後、2015年まで日本国内事業を担当し、その後NECの米国および英国の子会社で、戦略事業開発における上級職を務めました。NECにおける直近の職務では、Avaloqの買収の推進と、海外の子会社との相乗効果の促進に携わり、その後、デジタルガバメント・デジタルファイナンスビジネスユニットの戦略部長を務めました。平は慶応義塾大学の工学学位を取得し、INSEADでAMP(アドバンスド・マネジメント・プログラム)を修了しています。